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2008年 03月 10日
一昨日より腰痛が悪化し、今日の渓流釣り、明日の山歩きを辞退し午前中は部屋にあるカレンダーの富士山を映してみました
最近 改良メダカと呼ばれるメダカが販売店やオークションで売られています。 何万円 高いのになると100万円なんてのも売られています。 改良メダカは犬やネコなどのペットと違い歴史が浅く品種も完全に固定されているとは思いません。 例えば犬ですがラブラドールリトリバーという品種からチワワのような子供は生まれません。また、逆にチワワからラブラドールが生まれたという話は聞きません。 品種が固定化されているからです。 メダカの場合はどうでしょう。 琥珀といわれているメダカから赤や茶色のメダカが少なくない確率で生まれます。 ダルマ体形同士の交配でも100%ダルマが生まれることはありません。 つまり、品種間を飛び越えるほどの変異個体を生んでしまうことが品種といえるのか疑問です。 メダカでも品種(品種といえるほど固定化されているかわかりません)の特徴をしっかりと強く出した個体は何万円、何十万円で取引されても良いと思います。 なぜなら、その一匹を選別するまでに何百という世に出ない命の値段までもが含まれていると思うからです。 (その犠牲にするべき何百も高価で売ってしまっている業者もいるかもしれませんが) 錦鯉では品種例えば大正三色という品種があります。 何千匹から選別に選別を重ねた数匹はとても高価で売買されていて、最初の選別で落ちた個体はせいぜい100円くらいで取引されます。 メダカも楊貴妃といわれる品種 (何度も言うようだけど犬やネコなどのペットほど固定化されていないので品種といえるのか疑問であります) でも特上の個体は何万円しても良いと思います。 血統だけは楊貴妃でもヒメダカと変わらないような色の薄い個体はヒメダカと同じ値段になるのもいたし方ありません。 血統が悪くてもトンビが鷹を生むのたとえがあるように見た目が良く、きれいな個体は高価で取引されても良い。 改良メダカもそんな時代に入ってきていると思います。 固定率を高めるための血統は大事です、今後も品種の固定化を図るため、血統を追い続けることは絶対に必要です。 品種が固定化されたあかつきには血統が最重要事項になります。 品種がしっかりと固定されてない改良メダカを血統だけをもって高価で買うのは危険すぎます。 例えば下の写真全て楊貴妃ヒカリから生まれたヒカリダルマです。 (太陽光の下で撮影しました) 左の一匹は色大きさがいいのですが尾びれのセンターラインがずれています、300円が妥当だと思います。 右上は卵をつけているも体が小さく、体形からして将来転覆すると思われるので里親さんがいれば只でもいい(失礼な) 同じ品種(またまた言います品種といえるかは疑問)でもこれくらいの価格の開きがあって当然です。 これらが全て同じ名称同じ価格で販売されているのが現状です。 特上の楊貴妃を知らず、市場に出回っている楊貴妃より赤いメダカが生まれたからといって何々と新しい名称をつけて、いろいろな販売店や個人が売り出している今は、 名称ばかりが増えてしまう混乱期に入っていると思います。 改良メダカ飼育経験者でも見分けのつかない五十歩百歩 ましてや初心者にあっては困惑するばかりだろうと思います。 このことは、改良メダカが錦鯉や金魚などと同様の愛玩魚として普及するのを阻害する大きな要素になっていくように思っています。 (ほとんど変わらないメダカで名称が違う問題や次々と早い者勝ちみたいに新しい名称をつけていくことなどは販売店の利益や思惑が絡んだことで、決してメダカの普及に好ましくない。これらのことに関しては後日、機会を見て書きたいと思っています。) 現状に於いて、私はヒメダカより赤いメダカは血統云々ではなく全て楊貴妃と呼んでしまったほうがいいように思うのだが? (100%に近い遺伝率になった場合は品種として固定されたと考え、犬猫のように血統重視するのが当然でその血統以外をその名称で呼ぶのは問題となります) 通販で買わざるを得ない時、 安い場合は安いのだからしかたがないとそれなりでいいのだが、 高価なものを購入するにはくれぐれも自分で信用できると思う販売店を選ばなくてはなりません。 4649-(-.-;)ボケジジイノザレゴトサ
by 4649uncle
| 2008-03-10 12:16
| メダカ
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